環境
- RHE8.2
- net-snmp.x86_64 1:5.8-30.el8
問題
- snmpコマンド(snmpget)のオプションがわからない。
解決
STEP
snmpgeのコマンドのオプションを決める。
STEP
snmpバージョン
snmp通信するバージョンを設定する。
SNMPv1 もしくは、SNMPv2cが、一般的である。
SNMPv3は、セキュアな通信をすることができる。
SNMPバージョン | オプション | 説明 | |
---|---|---|---|
SNMPv1 | -v 1 | Get Request、GetNext Request、Set Request、Get Response、TRAPのSNMPメッセージが使用可能。認証は、コミュニティ名による平文認証のみ。 | |
SNMPv2c | -v 2c | v1のメッセージに加え、GetBulk Request、Inform RequestのSNMPメッセージが追加で使用可能。 認証は、コミュニティ名による平文認証のみ。(SNMPv1と同じ) | |
SNMPv3 | -v 3 | SNMPメッセージは、v2c同様のメッセージが使用可能。 認証は、USM(User-based Security-Model)による平文または暗号化認証が可能。 |
STEP
コミュニティ名
SNMPv1 もしくは、SNMPv2cを選択した場合、設定する必要がある。
通信元と通信先のコミュニティ名が一致しないと、OIDを取得することができない。
net-snmpの初期コミュニティ名は、publicである。
STEP
取得先
IPアドレスもしくは、ホスト名を設定する。
自サーバと通信する場合は、localhostを設定する。
STEP
OID
取得するOIDと指定する。サンプルを以下に示す。
MIB | OID | 説明 |
---|---|---|
SNMPv2-MIB::sysDescr.0 | 1.3.6.1.2.1.1.1.0 | ハードウェア,OS,ネットワークOSの名称またはバージョン。 |
STEP
snmpgetコマンド実行
STEP
コマンド実行
# snmpget -v 2c -c public localhost SNMPv2-MIB::sysDescr.0
# snmpget -v 2c -c public localhost 1.3.6.1.2.1.1.1.0
STEP
レスポンス確認
SNMPv2-MIB::sysDescr.0 = STRING: Linux localhost.localdomain 4.18.0-553.27.1.el8_10.x86_64 #1 SMP Fri Oct 18 06:18:15 EDT 2024 x86_64
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